人生はとても長く感じられるものだと 考える人が多い
でもそれは ある年齢に達したとき 人生の多くが過ぎ去ったことを実感する
人生では理解すること それと現実の乖離で 色々なことが起こります
でも 分かっていることもあります
それは 「学んだこと」と「学ばなかったこと」
日々学び 生きるということの意味を 各々が決めていきます
そういう意味で 人生において 学ぶことは最も重要なのでしょう
もし 私たちが人生において何かから学ばないのであれば 時間と 時にはその空間のさえ浪費の道具となるでしょう
常に 歴史には 自分の人生をよく生き そこから学んできた多くを 見える形で体現してきた人達がいました
しかし そこから 学ぼうとしない人達がいるのも事実です
未来について考えたり 過去を悔やんだりすること 変えられないモノや 代えがたいモノについて考えること
意味もなく過ぎ去った年月や 時間の流れの速さ そして時間だけでなく 気づいたこと 気づいていないことを考え始める人もいます
知らず知らずのうちに 頭の中は 花の美しさから 誰かの顔にある細かいしわまで 虹とは何かとか?
気付いていない事に気付くために 気づきについて考える
そうして 人生は長いと感じるときが来ます
人生における気づきを感じるまでは その時間は無限にあるように感じるでしょう
意識さえしない
人生は1人に一人ずつ この誰もが知っていることを無意識で過ごしていく毎日
どんなに人生が長く感じられても 必ず気付く時がくる
私たちが意識をしなくても 人が決めた「時間」という 時計の針が過ぎ去る 1つひとつの動きを刻んでいます
それでも 人生を難しくしてしまうのは何故なのか?
考えると難しくなる だから待つことと同じくらい
ゆっくり景色と青空 たくさんの色を楽しむ
いつかは 休む時間がたくさんできる
良い時も悪い時も 盲目的だった自分に気付く瞬間もある
何気なく 人生は終着点のある旅であることを知っている
正しい道を歩まなければならない けれど 正しい道はひとによってそれぞれ
いつも考える どのようにして、進むべき道を知ることができるのでしょうか
今は正しい方向なのでしょうか?
そんなに難しく考えなくても 選択肢はたくさんあります
人生は すべての決断が 天秤で量ったようなイメージを考える
まるで無意識にバランスしようとするように
人生は自分だけの旅であり 正しい道を見つけるのは自分次第
出会った人 去って行った人 いなくなった人 全てが通り過ぎていきます
そして 最後に自分の人生がそれほど長くはないことに気づきます
物事の浮き沈み 愛憎 孤独 喪失の痛み 人生は退屈なんてことはありません
心の底から身体全身で「毎日」という日を感じるのです
本当の自分」と「偽りの自分」
常に自分には正直でありたい そう思えるだけで 人生は多大に生きる価値があると感じる
自分の人生の歩みを振り返るのは一番最後でいい
自分がしてきたことは 色々なことの数ある多くのうちの一つであり それは1つ1つ自分の価値観で意味が明らかになり 自分にとっての善悪として人生という記憶に書かれていきます
明日 明後日と願う人 そして次の日 またその次の日
今やっていることはどうなるんだろう。
今やっていることは自分の人生にとって正しいことなのか?
人生という旅をするとき その旅が出来ていることに感謝しなければなりません
そうしてこそ 自分の行動の大小を知り 正しいかではなく 自分の人生にとって楽しいことなのか?
それくらい単純に測れるくらいのほうが心地が良いから
例えば 自分に子供ができて 子供の将来について自分の価値観で考えるようになったとき
はかりが出来たことで 人生がとても短いものなんだと感じます
誰かの人生について考えることでそれは短く感じられるのでしょう
自分自身を生きるとき 再び人生を長く感じることになるのかもしれません
世の中のことについて考えたり 今よりももっと歳を重ねたら 物事の感じ方はかわってくるのかもしれません
さらに安易な言葉で言ってしまえば 時を重ねれば重ねるほど 自分にとっての人生で何が一番大切な事が分かってきます
私たちは 得ることの喜びや失う苦しみ それすらも人生の一部であることに気づくようになり 人生のもうひとつの側面を知ります
避けられないの終着地点を知っているのだから 今を精一杯生きなければならないと思うようになるのです。