私は、流れ星を見ることができません。けれど、この声は、どこまで届くでしょうか。そんな気持ちだから、ゆっくりと立ち上がって、そう。行ってみたかった。見てみたかった綺麗な景色は、片手に持った灯りがあれば、私には、もうそれで十分だと。
どれくらい、素敵な夢を見せてくれるのでしょうか。もう希望がないとか、そういうことではないんです。
ただ、少しだけ。誰かの助けになるのなら、本当にそれだけで良いと思っているんです。見上げても星が見えるかどうかわからない夜空の下にいる、誰か、優しくなれるキッカケを作れるかもしれません。