誰かの役に立とうとか、誰かに尽くそうと。本当に優しさが必要なのは あなた自身なんだと。いつも、そんなことを思いながら、それが当たり前のように。綺麗ごとに身を委ねて逃げているのは私自身なんです。
けれど、そんなことはないと、いつもあなたは言うのです。でも、ただ褒めてほしいだけとわかりきったこと。そんな些細なことでさえ大事なのだと。
きっと…そう。だからなのではないでしょうか。もう諦めたいという衝動は、悔しさとか、何かもう少し。そんな明日に持ちこせる感情に変わって、私は今日も眠ることができるのです。