現実と戸惑いの間にあるもの 奪い合う思考
どこに置けばいいのかわからないパズル
でも ここにいるのは僕だけ
理由もなく うつぶせに倒れる
どのように始まり どのように終わるのか
蜃気楼の感覚 透明で透き通った すべての瞬間
新しい始まり 明日も今日と同じように
今までがそうだったように
でも もし明日が変わるのなら どうだろう?
明日はどうだろう?って考えられるようになるのだろうか
見た目も 感じかたも 違う
明日 目が覚めたら 新しい誰か 前よりもっと確かなものになれる?
その中にいる僕自身に もっと気付くことはできる?
空から下りてくる雨 どちらも 世界が作った絵にすぎない
心の中の絵にすぎない どっちが本当かはわからない
僕は 自分から他のものを見て 存在とは何かを感じようとしている
いつも 毎日が新しいパズル きれい事で新しい芸術作品とか言ってみようか
不条理はいつも誰かに押しつけられていて コインの表と裏で戸惑いを創造する
忘れられない痛みや悲しみを 現実にはない僕に押しつける
並んで生きていく 同じ木を巡って
同じ雲を見る 同じ空の下に
これは 僕が知っている世界が終わるときのエンディングをテーマにした詩
終わったら また来るよ もう一度やり直すとしたら あなたはどうしますか?
この世界はとても大きな図書館で 僕の過ごしたストーリーは 永遠に入り口が閉められたみたい
あまりにも同じものが溢れていて 誰もが僕と同じように感じて
これが普通なのか? いつも迷いで
そして あまりに儚い人生は 波のように 時間の流れの速さと同じで その一部で
謎めいたパズルの中で息をしながら見つけた断片