仮想現実(VR)とは何なのか?
僕の場合はちょっと極端かもしれなくて、ビジネスに関してはVR(仮想現実)とMR(複合現実)を組み合わせた新しいスキルの習得や既、存のスキルの向上を支援するようなコンテンツ開発をしていました。
例えば、工場などで危険を伴う作業を覚える場合の仕組みとして、序盤はVRで完全に仮想環境コンテンツでそのプロセスを学習してもらい、本番に近い状況では、AR(拡張現実)というよりは、むしろMR(複合現実)による、実際の空間に付加情報を加えて更にその空間情報を把握した上である特定のプロセスを行ってもらい、スキルの習得をしてもらうというものです。
そういう意味では、なぜ仮想現実(VR)コンテンツが必要なのか?重要なのかについては少し理解いただけるかなとは思っています。
仮想現実環境を活用した安全なスキル習得などの環境を構築するなどの事については、すごく役に立つ世界でもあります。
しかし、VR(仮想現実)環境を構築する、特に360度全てをVRで体験してもらうような360度コンテンツを活用するには、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)が必要になりますが、まだ、一般的にスゴく使いやすいと感じるような環境を実現したものは出てきていない感じが若干有ります。
スゴク使いやすい:だれでも簡単に装着してすぐになれることが可能なデバイスと簡単に追加できる可動領域のオプションなど
仮想現実(VR)自体の仕組みはスゴく簡単で、HDMやPCなどを通して、現実世界とは完全に別の世界、今で言えば完全なデジタルの世界とでも言えば良いのでしょうか…現実世界の物理的な、何か法則、それらに拘束されないデジタルコンテンツであり、ユーザーはそれを何らかのデバイスを用いて体験することの出来る世界のことです。
仮想現実で利用されるHMDはどうなっていくのか?それとも、それを必須としない、スマホ、ラップトップ(ノートPC)で進んでいくのか、それは、2022年06月時点では、今こそまさにと言う状態だと考えています。
仮想現実(VR)は必ずしもHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を利用するような完全没入型で有る必要はありません。
スマホでも、何らかの物理的なアタッチメント的なKitをつければ可能ですし、数年前の480iでしか表現できないような世界ではなくなり、360度没入型コンテンツだとしても2k~4K60fpsの世界を容易に実現できる所まできています。
それらは、強制的に座標や位置が変更されるようなアトラクション的なモノではなく、一定の空間を確保した360度没入型コンテンツであれば、ものすごくクオリティーの高いエンタテイメントもそれほど大きな制作コスト掛けずに提供できると考えています。
そんな感じの仮想現実ですが、基本は大変してみないと分からない世界であることも確かです。
大きめの家電量販店やイベントなどにいくと、割と簡単に体験ブースなどがあって楽しめることが出来るので、是非体験して見てください。