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正しい地図を探して

現実と理想の狭間で過ごす毎日 毎日

僕たちは今 生まれながら 人生の階段において 人間であったことを忘れてしまう

僕たちを取り巻く世界の残酷さと冷たさ 少しずつ失っていく心

僕たちは何の概念も持たない 果てしない宇宙の広がりと同じように生きている

言葉を持たない僕たちは 言葉を学ぶ方法も知らないまま日々を過ごしていく

時間と空間の外 不在に慣れる情動

「僕は今 どんな気持ちなんだろう?」

世界が冷たいから 太陽が光を当ててくれた 月が優しく照らしてくれた

見えるものが美しすぎて 近づきすぎれば傷つくことを知る

雑誌や映画のスクリーンから生まれた感情や想像を 生きることの代替にして過ごす

誰も逃れられないし 僕たちは 弱い 淘汰 唯一の個性からは何も得られない

完璧ではないことが許されない 無意味 無我 理想とするもの

おそらく情報に惑わされて毎日が苦しいのは 生きる術を知らない絶望に自分を見失うからだ

記憶と時間だけが積み重なり おなじだけ感情が消えていく 人生とは

月に向かって 生活は騒々しく 混沌として そして静かな空虚が 何の前触れもなく 見世物として明日の太陽を連れてくる

生き残るために掴んだ細い線は 日々思い知らされる残骸に残される

僕たちには決まった道がないことを証明するのが難しい

正しい地図がなければ 向かう方向もなく 答えのない人生に奔走する毎日

痛みを抱えた世界に生まれてきた僕たちは どうやって自分を学べばよいのでしょう

過去に書かれていない未来 決して書かれることのない本音

それをうまく書こうとすることが 他人の人生を前提にしているとき

不可能に思えることが 希望と苦痛の間に生まれる

毎日が こうあってほしいという願望と現実の狭間は

誰も近寄らない 矛盾の塊を 本当に理解できるの迷った弱者か

誰も知る由もないまま 僕たちは真ん中に立って 上を向いている 動かずに

「これが人生だ。」

「耐えるしかない」

言われ続けた後に人生の大半が虚像だったことに気付く

この先は考える必要が無い 自分に何ができるのか分からない

振り向いても 誰もいない 皆いなくなった

過ぎていった過去の風が僕たちの耳にささやいた言葉

選択 静かな生活というのは 人生の美しさに気付いて満ちた狂気を見出すことができる

これは簡単なゲーム けれど一度きり 人生 生きる価値を問うまえの裏返し

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著者

複数のブログサイト制作と運営、イラストデザイン、3DCG制作、エッセイや短編小説、私小説などの、色々なコンテンツを制作しています。







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