誰にも何か言われないし 自分からも尋ねない 生き方というか
だからいつも 何も考えない 面倒くさいことは 人生に必要とか思えないほう
永遠に生きることはできないくらいは分かっているから 何か楽しく生きたいとかは考えている
そんな間に 気付けば かなりの年月を重ねている 生きるってそういうもんらしい
でも ひとつだけ確かなことは 太陽が毎日昇り そして沈んでいくという当たり前の毎日
毎朝 朝日が昇るたびに 自分の人生には何か楽しいことが起きるかもとか考える
辛いことよりは 自分が幸せと思うことを残しておきたい
太陽が沈むと 夜空がその輝きが増す。
毎晩 境地に消えていく最後の光 太陽
紺碧の空を照らす月は 太陽とまた違って優しい光
何か考えているクリアの間は 終わりもなくキャンバスになってくれる
太陽とか月とかのようなことを考える事に無価値を感じるような毎日に
灰や砂のように塵になった空気を 靄がゆっくりと元に戻してくれる
埃だらけで疲れきったとわかって 欲しい物が無くなって 行きたいところも別に無い
何もかもそぎ落としていったら 働く必要もなくなった
前に進んで 止まらないのが物事の本質なら 上を向いて生き方を考えることはなんて言うのだろう
誰かが何も言わなくても より良い人生を送るたいから 毎日最善を知りたがっている
何も考えないから 心が迷い込んでしまうようにみえるのは錯覚で その本質は 聞くふりをして遠回りをさせる偽善者の戯言
考えるために はけ口から逃げて 誰かに愚痴を言うことをやめた
周りの世界を見なくなるようにする必要はないけど 誰かに世界感を押しつける必要はない
価値観の共有とか そういうモノは 言わなくても伝わる人だけに伝わればいいだけ
幸い 僕の手は触れることができて 他人の心に何を感じているかを言葉以外で伝える事もできる
自分が何者であるかとか そんな難しいことはどうでもよくて 社会に付けられた名前とか 誰かが付けたニックネーム そんなもの何一つ入らない
自分が誰かは自分だけが分かる事だけを知っておきたい
そんな好奇心だけが生きることに必要で考えればいいこと