競争 交渉 大人になった僕らに与えられた言葉は 紙ひとつに縛られた錯覚を現実に誘う
自分のためにとか ありきたりな言葉で笑えるくらいに道を歩けるならば
どれだけの命が最後まで夢を追いかけることが出来たのだろう
嘘や欺瞞とか そんな単語にすがることで希望の中にとりこまれて汚れていく
僕のことを僕と知る人が 一体何を知って語ろうとしているのだろうか
まっすぐに見つめようとする視界に飛び込んでくる 尽きて過ぎた出来事を他人事で辿る語り部
僕らにとって多すぎる情報過多な環境は 本当に必要な情報をキレイな言葉で隠していく
頑張った 嘘の褒め言葉に耳を傾けてわかりきった本音は無視 息さえ止めて涙も忘れた
くだらない社会と吐き捨てることで得られる諦めのような感情は
すでに豊かな時代のハンディキャップを更に深めていくらしい
ただまっすぐに見つめようとするから 僕がみている景色が嘘だらけで飾られていることを知らないだけ
純真無垢だと笑われた 滲みる喉に朦朧 これが当たり前だというのなら この世界に期待しない方がマシだ
名前 僕には名前がある お前じゃない
この社会の上に出来ている歯車は複雑 一体何がここまで行きかたを曲げる道にしてきたのだろう
心は形としては見えなくて なんか書くとかそんなモノでは縛れなくて
感じたままに幸せに生きたくて 初めてそれが出来たときに得られるモノが大事で
それは誰にも奪えなくて それでも分からない人達がいるから 僕は今回を諦めた
次は上手くいきますように そんな願いを思いながら明日を繰り返す