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片道切符

毎日 日々 同じ事の繰り返し それを人生というらしい

側溝の中に放り込まれたように 身動きが出来ない感覚

大人になってから 勉強するようになった

就職とか 結婚とか 誰かの価値観に合わせるためにお金というものを稼ぐ

何十年後になって 僕は何を思うんだろう

子供が生まれた 親がいなくなった 僕自身は病気にでもなるのか

振り返るときに 人生が止まることはない事に気付くのだろう

終わりがない 始まりもない あるのは今だけ

意識することなく 僕は僕自身の人生を生きている

毎日 やらなければならないことがたくさんあると考え

朝食を食べ 働き 昼には同僚と食事をする

何時か分からないが 日の遅い時間 いつまで経っても満員電車

疲れ切った身体 僕以外の皿洗いは終わっていて

今日という日 1日

毎日繰り返す 毎日 毎日 それを人生というらしい

意識することなく 僕は自分の人生を生きている

突然に怯える 生きることに疲れた身体

1度しか歌わない歌 書くだけ書いた文章

いつか見つかったときの 何千年前の歴史

人生の意味は 立ち上がることが不可能な時に知る

息を吸って 息を吐く スゴくシンプルな事

生命の重さは 我慢と忍耐という言葉と比べられてしまうようだ

通りを行き交う多くの人々 僕が居ている人達 他人の人生を測る物差しはない

人生の意味? 考えることはもうやめた 何もかもあきらめた

自分に嘘を付いていく日々 明日はきっと素晴らしい日になる

他人に 気遣いなく 生きる意味を 振り返らない 後悔しない 僕は忘れようとしているだけ

それが前に進むということ 過去の人生は変わらないから 生まれ変わった

無意味な世界 この場所で孤独に過ぎていった大切な人は何人いるのだろう

生きる意味とは また会えますようにと願える人に出会い 眠りにつくことだ

僕の人生を変え 誰かの人生を変え

そして それが繋がって世界が動いていく

今日も明日も同じ一日 僕から見える 唯一の気づきは 今日言えなかったことを後悔することだ

振り返るためではなく 見慣れた風景

輝いた行き先を選ぶことができるようにみえる片道切符を渡しあう それを人は親切という

喜びに満ちた人生とか 誰が 過去を忘れる方法を教えてくれるのだろうか

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著者

複数のブログサイト制作と運営、イラストデザイン、3DCG制作、エッセイや短編小説、私小説などの、色々なコンテンツを制作しています。







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