症状不明 不条理に満ちた人生 他人の不幸 コンビニで買ったロックアイス
工場内の導線 箱庭で分けられた階層 形骸化した帰り道 風景 何もない世界
通り雨が降れば気付く 早足で向かう先 僕には入れない乾いた靴で歩ける歩道
上手く言えないモヤモヤとした感情が 無意識に僕から言葉を奪っていく
平等とかって言う飾った言葉で暮らせる世界を教えられた僕らは
いつの間にか うまく生きる方法を自分から捨てることを選ぶようになった
努力をしてきたとか 才能があるとか 偶然という名前の環境汚染
自分で見つけた 期待のままに動いた先では 知ったことかと言いたくなるような慣習が邪魔をする
カンニングが禁止された世界より 自分で削ったHBの鉛筆に見える希望
繰り返す世界 変わらない世界 何もない世界
そんな真っ白な世界に 自由が書ける場所 情動 思うままに描いた
明日も早い いや そんなことどうだっていい
やりたかったこと なりたかったもの 子供の頃にみた夢 ドリームウォーカー
なりたかった あの時の感情 思い出して抜け出せたカゴ