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最適化された思い出になる前に

昔は、人生で一度も海を見たことがない人などがいたそうです。「見たことがないもの」という括りで言えば、それはたくさんのモノがあるでしょう。そもそも、見たことがないものは何なのか、その言葉、単語さえ知らないモノも多くあるのでしょう。とはいえ、今の時代では、ほとんどの人が、生まれてから、ひらがな、カタカナ、漢字、言葉、文章と、学べる機会があり、知りたい言葉の意味を入力すれば、すぐに答えが出てきます。

いえ、何が言いたいのかというと、昔ながらに「言葉は言霊」と、言葉の力を、そのように言ったりしますが、より一層、現代では、その力は増しているのかなと。そう思うんです。探すモノに最適化されていくなら尚更、自分の発した言葉や、探した言葉の答えは、より一層、それが必要だと認識され、小さな画面から次々と、選ばれた言葉を目にするようになります。

それはそれは、すごい時代になりました。けれど、そこに佇むだけで、自分が一時いっとき知りたかった言葉で、その日々が、まるで、それで埋め尽くされるように、人生、日々がまるごと覆われるのですから。

今、こうして、僕自身も、言葉の意味や単語を調べると、あたかもそれだけを求めているかのように情報が変化していきます。いえ、それが悪いことだとも、良い事だとも思いません。必要がないと思えば、画面をそっと閉じれば良いだけなのですから。

それにしても、そんな情報で文章が紡がれるようになりますと、普段の意思疎通をしている、身近にいる方々でさえ、価値観は偏重していき、暖簾をくぐれば、それは小説ではなく、議論となり、肴も不味くなることが多くなったのではないでしょうか。

極まれば、それは、笑いながら心は無表情になり、何かが削れていくのでしょう。だから、人と会うことをやめるようになりました。1度の人生ですから、自分の好きな事に時間を使って、何の後悔もなく、過ぎ去って良いと思うのです。こんなこと、可笑しいと指を差したり、いや、それでもいいんです。これは、自分に優しくするための1つの価値観だと思うのです。

たまに、違和感を感じませんか?何か、文章を書いているのに恥ずかしながら、もやっとした、虚無感というか。だから、そんな時は、思いっきり楽しかったときのことを考えて、飲み会で、作り笑いをした綺麗な思い出ではないですよ?何かに夢中になれた、思い切り楽しかった、何か。きっと何かひとつ、最初は薄らと、でも、あったと思うんです。

雑踏に作った自分でいると忘れてしまうのですが、意外と、こんなつまらない文章を読んだときには、思い出せる気がするんです。すごく勝手ですが、「好きこそ物の上手なれ」なんて、それが日々を楽しく過ごす、きっかけになるのかと。

著者

複数のブログサイト制作と運営、イラストデザイン、3DCG制作、エッセイや短編小説、私小説などの、色々なコンテンツを制作しています。

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