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ダンデライオン

根を生やし、自由に、場所は選ばず、葉はたたかれても、花を咲かせ、また次の季節を夢み、只々と冠毛を伸ばして、どこかへ行く。人の人生も、自ら選ぶように見えて、誰かが吹く風に、次の場所を見つけるのが人生と言えるのかもしれない。それは、自身の選択ではなく、ただ、そう見えるだけ。それが悪いとも良いとも言わない。そのことが、人の歩むひとつの選択肢と、ふと思えることが、仕方がないと納得をしていく道であるからだ。

人生はとても自然に時を進め、そんな、あまり深く考える必要もない、そんなことを思い出させる、舞う、夕日を彩り。今は確か、そんな生き方。思い出せない程に遠い記憶も全部、確かにあって、少しずつ綺麗に変わっていく。それなのに、変わらないものもあって、人は、それを愛とか素敵な恋とか、言えれば良いのだけれど、全てがそんなこともなくて、それでも、その言葉の意味から人の心を知るために、どんな形であれ、見つめ、強く握りしめて生きているんだと思う。

この先、どんなことがあっても、生きていく限り、そう、ずっと、生きていけるとして、今を大切にしていきたいと思うこと。それがいつだって、大切なものがすぐそばにあって。そんなありきたりな言葉も、忘れてしまう時があって、そんなことを繰り返し、いつか自分のことになるとき。それが本当に幸せになれるときなのだろう。

今日もまた、昨日に負けないように、朝は過ぎ去り。夜はいくつもの出来事を越えて繋ぐ。焦燥というには、日々を過ごしながら同じ事を繰り返すわけでもなく、何気なく、いつも通りに、何も感じていないふりをして過ごす。実際のところ、それだけではないことと知っていても、それを言葉にするには難しすぎて、だから、何か、始まって終わるだけの一日を。

繰り返したような感覚だけは残って、結局、何もなかったかのように明日を迎える。でも、それでいい。こんなにも毎日、同じような生活、それを不満や、気づいたとしても、どうすることも出来ないまま、時間の流れに身を任せるしかないのかと。ただ、ひとつ言える、変えていきたいなら、咲く場所を。ぼやっとして、分からなくて、不安が包み、でも変わりたい。

大事にするなら、この言葉にならない心の行く先、示してくれるたくさんの事を最後に決めるのは自分と、伸びていく影を見つめながら考えている。踏まれても、力強く。

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著者

複数のブログサイト制作と運営、イラストデザイン、3DCG制作、エッセイや短編小説、私小説などの、色々なコンテンツを制作しています。







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