お休み。出来ていますか?、私、久しぶりの休み。というか、休みの感覚。いえ、20年くらい、ずっと休みがないような、実際、休みだったのでしょうけれど、ずっと仕事のことばかり考えていたんです。今も。どうしようもないですね。でも、上の向きかた、下を向きたいときの気持ち、支えかた。何となく。分かるようになりました。
前々から、落ち込みとか、悩み、相談に乗ることがあるんです。面白がってはいけないですが、笑ってしまうんです。悩み聞くと。それ、私に言いますかって。人間関係、自分とってはという物差し、これだけしかないんですが、それは、人を信じ難く、自分も、信用されないことを前提にしますから。頼るなと。誰かに人生を預けてはいけないと。けれど、最近はアニメで有名になってしまったセリフですから。言い返されてしまいます。言葉の重み、ここが変わるのは、とても興味深い。
久しぶりに会えば、何かと相談されることが多くなり、それでも良いのですが、私、人の話を聞けなくて、この前、食事をしながら2人で話しているときに、ストローの袋、縮んでますよね。グラスにある水をね、ストローの片方を塞いで、そのまま袋に水滴にして落とすんです。生きているみたいに動いて。聞いてるかって、ここからが大事なところ何だって言うんです。私は、とても可笑しいと言いました。
それはね、悩みではなく「語り草」というんですと。オチも付いて、立派なお話になりましたよって。嫌みではないんです。きっと、相手の方にとっては、つまらない気分だったでしょう。でも、それでいんです。語り継いでいくには、私には重荷です。だから良かったのだと思います。みてくださいと。縮んだ紙が水を吸って、生きているように動いていますと。これと一緒です。普通ね。こんなの、「線香花火」で例えるでしょ。私は、そんな器用な文章が書けませんから。身近に楽しく、花火が出来る時代も、遠い思い出になるようなった社会です。
数年で、大きく成長する木を、育てる方法が見つかったそうなんです。みると、それは、土の上ではなく、土の下、根張りは不思議な世界ですからね。Webと一緒です。その力を使って育てられた結果を見たんですけれど、数年の年輪といえど、大人の肩幅くらいの太さになっていて、いや、今の経済というか、社会をよく表していて。いえ、スゴイ興味深いですし、こういうのは、スゴく良い事だと考えています。ただ、何にしても、こうやって、森羅万象にかえっていくものなんだと。
つまり、話す内容と、聞く相手は、よくよく考えたほうがよいと。何か、そう感じたんです。そうしないと、こんな、一段落で終わってしまうような、短編小説の中にある文章で終わってしまう話になってしまいますと。少し前にも、他のメディアでも書いたんですけれど、「何でも話せる仲」というのは、本当にすごく難しいことなんです。本当は、私。ざるそば、蕎麦つゆに薬味をたくさん入れて食べる方が好きなんです。